2014年スタートの読書は、小泉八雲の『神々の国の首都』です。
近所の図書館で、何気に手に取った本なんだけれど・・・読み始めたらビックリ! 明治20年代の風景が、様々な美しい色彩と共に目の前に広がってくるのが素晴らしいです! 昔の風景をこれほど美しく感じた本は久しぶりなので、丁寧に読んでいます。
小泉八雲は、ギリシャ生まれのイギリス人。1890年に来日して、旧松江藩士の娘小泉節子と結婚。1896年に帰化。日本と日本文化を深く愛したそうです。特に日本民話に関する話には、深く心を汲み取ろうというその感性に新鮮な感動を覚えました。読んでいる自分自身が「私はあるのかしら? それとも忘れちゃった感性?」とちょっぴり反省です。
『神々の国の首都』は、出雲の松江での見聞記です。私は、まだ行ったことがありません。現代の松江は、どんな風景なのかな? 旅したくなります。
『小泉八雲』を読む
2014年01月09日
Category:日々のこと