カンボジアの胡椒 「クラタペッパー」

2015年04月07日

カンボジアの胡椒「クラタペッパー」を知っていますか?

『知っている!』の方は、調味料について凄腕のお方でしょう。
「クラタペッパー」は、いつものとおり、尊敬するお料理の先生からご紹介をいただきました。

まずは、その歴史からご紹介します。
カンボジアの胡椒は、60年代にはフランスをはじめとするヨーロッパで最高品質として有名だったそうです。「 世界一おいしい 」と言われていました。
でも、70年代からの内戦により農園は壊滅、生産量は激減してしまいました。そして、人々の記憶からも消されていきました。

その「世界一おいしい胡椒」をもう一度復活させるため、日本人の「倉田浩伸」さんが立ち上がりました。

カンボジアの農家に先祖代々伝わる自然農薬・自然肥料を使った伝統的な農法にこだわり、1997年よりカルダモン山脈の麓で現地の人々とともに栽培。

そして、2011年1月にはカンボジアオーガニック農業協会より、カンボジアの産物の中では初めて「国内オーガニック認定」を取得。本当に頑張りましたね。素晴らしいです!!

※本商品の魅力は、「完熟胡椒」であることです。胡椒を房ごと収穫して、ひと房に数粒できる 赤く完熟した実だけを選り集めて乾燥させた非常に手間のかかる貴重な胡椒です。
奥は、私が地元のキッチン店で見つけたペッパーミル(小)。あ~、大好きなピザやカルボナーラにかけて、香りと共にいただきたい!!

※クタラペッパーのHP