建築家の中村好文氏のエッセイ本です。
最近はまってシリーズで読んでます。文章は、妙を得ていて「うん、わかる。そうそう!」と読んでいるうちに心が温もってくる感じなんです。
ものすごい建築物を造るというより(失礼!)、中村氏のテーマである「小屋」へのこだわりや日々の暮らしぶりが何となく共感できるんです。
今回の「暮らしを旅する」は、毎日新聞の日曜版に連載されたエッセイが中心です。こんな日々の暮らしのちょっとした思いを「旅する」表現で書けるところが素敵です。
表紙もおしゃれで素敵でしょ?
私は、昔から『日々の暮らし』に対して、ものすごく憧れがあるんです。
以前の私は、忙しくて忙しくて常に時間に追われる生活をしていました。当時は、体力も気力もあったから無理ばかり・・・。帰宅後や休日は、寝るだけのお粗末な生活だった気がします。
それが「片づけ」に出会ってから、「これじゃ、いけない!」で開眼!! 片づけしながら、日々の暮らしの見直しをしていきました。そして、忘れていた好きなものや、好きな時間を取り戻していったように思います。
今は、暮らしの時間の中で、お気に入りのカフェで好きな本も読めて、プチ幸せです。
『暮らしを旅する』読んでます。
2014年09月10日